好きになる催眠術の【原理】と【使い方】
どーも。
ナニワの恋愛探偵・服部やで!
いよいよ、催眠をかけていくためのテクニックの話に移っていくで!
催眠ってどうやってかけるん?
はじめに、いざ、催眠をかけようって女の子を目の前にしたとき、オレはどうやってるんかって話から。
「このペンを持ってみて。ほら、そのペンのことが好きで好きで仕方なくなります!」
だいたい想像できると思うけど、これではかかるワケありません。
「いや、別にそんなことないです」
って、ペンを机に置かれてはい、おしまいやろうな。
そんじゃ、実際に何をしてんのか。
はじめのステップは「話をする」ことです。
「今までに、心の底から好きになった男の人っていてる?」
「うん」
「やっぱりその人のこと、思い出しただけでドキドキしちゃう?」
「そうやね」
「すごくドキドキしちゃうやんな。思い出しただけでも楽しい気分になれる。ステキな人やったんやろうなぁ。」
「うん、カッコイイ先輩やってん」
「じゃ、ちょっとこのペンを持ってみて」
ここからが、彼女の頭の中に暗示を入れ込んでいく作業や。
ペンのキャップの部分をジッと見て、その先輩のことを思い出してみて。
なんかドキドキしてきちゃうよな。
そのペンが先輩やって、自分の頭で思いこんでみて。
ほら、なんか楽しくなってくるやんな。
相手の女の子がちゃんと考えてくれてたら、この時点で表情に変化があることがほとんどです。
手の中に先輩がいてるって思ったら楽しいもんね。
他の人に触られたらどうやろ?
先輩が汚されちゃうみたいで、めっちゃイヤやろ?
この言葉と共に触ろうとしたら、ほとんどの場合、ペンを自分の方に引き寄せて触らせんとこうとしてくれる。
その状態で、さらに追い込みの暗示を入れていきます。
ほら、他の人に見られてるで。
他の人に盗られちゃうかもしらん。
そう言うと、今度はペンをしっかりと手の中に持って隠すっていう行動に移っていきます。
ここまで来たら彼女はもう、このペンのことが好きになってるって言っても過言やないですよね。
好き好き催眠の原理
ここで紹介した好き好き催眠。
理論的には彼女の「好き」っていう気持ちをペンに投影させる作業をしただけや。
大好きな先輩に対するドキドキ感を思い出してもらって、それをペンに映したら、彼女はペンが好きになった。
ってことは、アナタを好きにさせるには、何をせなあかんのか。
その人が元々持ってる「好き」っていう気持ち、思い出。
それは今、どっぷりハマってる彼氏に対しての気持ちでもいいし、昔のことを思い出しててもかまへん。
そのドキドキ感を思い出させた状態で、それをペンじゃなくて自分に投影させること。
それをやったら、好きって対象が自分やと錯覚していってくれるんや。
これが、いわゆる好きになる催眠術の根本的な原理なんや。
日常の中でこれができるチャンス
催眠術のショーをやるんやったら、気兼ねなくこういう暗示も入れていける。
けど、前にも言った通り、実際に女の子を口説くときに「今から催眠術かけるで」なんて言えるワケあらへん。
じゃ、これが日常会話の中でできるチャンスってどんな時やろう?
「私、実は好きな人がいてるんやけど…」
こんな相談を持ちかけられたら、それは絶好のチャンスや!
「え、コイツ好きな人いてるんや。それじゃ、オレの入り込む隙なんかないやん。」
って諦めるんじゃなくて、まずは、自分を好きにさせるチャンスやと考えることが大切やで。
「私、実は好きな人がいてるんやけど…」
「へぇ、そうなんや!どんな人なん?」
「職場の先輩なんやけど」
「先輩かぁ!その先輩のこと、考えたらドキドキする?」
「うん」
「あぁ、考えただけでドキドキしちゃうか。じゃ、一緒におったらめっちゃ楽しいんじゃない?」
「うん、すごく楽しい!でも、顔を見て喋るのとか恥ずかしくて…」
「目とか合わすと顔とか真っ赤になってまうんやろうなぁ」
こんな感じで、好きっていう気持ちをできるだけ思い出させるんや。
トリガーを引く
じゃぁ、思い出させた気持ちをどうやって自分に投影させていくんか。
催眠のテクニックの1つに「トリガー」っていう考え方がある。
一緒におるときにドキドキ感を何回も感じてたら、一緒におることが引き金になってるように錯覚していくって考え方や。
さっきみたいな会話ができてたら、彼女はしっかりドキドキしてくれてるハズや。
やからこそ、その後が重要なんや。
「そうかぁ。じゃ、その先輩と上手くいくように頑張ってな」
こんな風に言ってもうたんじゃ元も子もないんやけど、オレの知る限り、ほとんどの男がこれを言ってまうねん。
ここでの正解はこうや。
「じゃ、もしオレがその先輩やったら、こうやって隣に座ってるだけでもドキドキしちゃうんやろうな」
「こうやって顔を覗きこまれたら。真っ赤になってまうんかな?」
「隣に座ってるんが先輩じゃなくて残念やね。まぁ、話を聞いてる限り、こんな距離に先輩がいてたら喋られへんようになるんやろうけど 笑」
こうやって何度もトリガーを引いていくんや。
直接的じゃなくて、間接的に「自分がその先輩やと思いこんでみて」っていう暗示を入れていく。
もしも彼女が、「んー、たしかにドキドキしちゃうかも…」って思ってしまったら、その時点でトリガーが成立するんや。
これが、好きになる催眠術の根本的な考え方やで。
まとめ
自分を好きになってもらうための催眠の持っていき方をまとめるで。
その人の「好き」っていう気持ちを思い出させる。
その気持ちを自分に投影させる。
って、あれ?たった2ステップで終わってもうた((+_+))
別に難しい作業じゃないって証拠やな!笑
「今、好きな人がいてるねんけど…」
こうやって相談を持ちかけられたら、多くの男はその子のことを諦めようとする。
けど、それが大きな間違いなんは今回ハッキリわかってもらえたと思う。
催眠術師としての視点はこうや!
この子は今、恋愛状態っていう一種の催眠状態に入ってる。
心臓の鼓動が高まりやすい状態やから、誰でも好きになる可能性がある。
「きっとオレのことも好きにさせることができる」
そう考えることで、いろんな女の子を落とせる男に変わっていくハズやで!
ちょっと長くなったけど、今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。
また次の記事で会おうなぁ!
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